好奇心が旺盛なミニチュアピンシャー(ミニピン)は、お散歩が大好き。
お散歩が嬉しすぎて、リードをつける時に手こずるレベルではしゃぎます。
その姿を見られることは、今日もワンコが健康である証。
飼い主としては嬉しいことなのですが、実はお散歩中に少し困っていることがあるのです。
それはこの二つ。
- リードをグイグイ引っ張る
- 行きたい方向と違ったら、座り込んで自己主張する
リードを引っ張ると危ないし手も痛くなる。
何とかならない?!
元気でやんちゃなワンちゃんのお散歩で、同じお悩みをお持ちの方は意外と多いのではないでしょうか。
お散歩中の「困った」に、飼い主も楽しい解決策をお伝えします。
この記事を書いている私は、小型犬歴 19年 。
これまでマルチーズ、ロングコートチワワを飼っていました。
ミニピンを飼い始めて8年目の50代主婦。
にほんブログ村ランキングに参加!クリック頂けると嬉しいです♪
リードをグイグイ引っ張る【根比べ⇒ご褒美で解決】
引っ張りすぎて苦しそう
家から出るのが嬉しくて気持ちが焦ると、元気なワンちゃんはグイグイとリードを引っ張って歩こうとします。
我が家のミニピン ダンは小型犬とはいえ力が強くて、急に引っ張られると転びそうでこわいし、リードを持つ手が痛くなります。
特に家を出た直後は気持ちが先走ります。
リードで引っ張られた胴輪が上半身にくいこんで、前足は浮いたまま。
後ろの二本足でピョンピョン跳ねて進む。
その姿は、まるでカンガルーです。
胴輪が食い込んでゼーゼー苦しそう。
たまにむせたりしているのに、早く歩きたい気持ちがどうにも止まらないのですね。
いやいや、ちゃんと4本足で歩けば苦しくないでしょうに、、と思いつつ引っぱられる私。
ピョンピョンで歩くとさすがに疲れるのか、2~3分ほどで落ち着いて、
4本足で歩くようになります。
それでもリードは引っ張ったまま。
ダンはいま8歳。
体力も気力もみなぎっています。
以前は私も調子を合わせて、年甲斐もなく一緒にダッシュ!していましたが、今はそんなことできません。
私の足がついていかない
ドジな私は、7月に自宅階段から転げて右足首を骨折。
まだ完全復活しておらず、引っ張られると転びそうになるのです。
いつもの散歩時間で半分以下の距離しか歩けないので、ダンは余計に引っ張ってきます。
もう少しゆっくり歩こうよ~
骨折していなくても、ミニピンが引っ張る速さに合わせてのお散歩はけっこう疲れます。
そろそろ私は足腰に気を付けたいお年頃。
これは何とかしなくてはなりません。
対策したところ意外と効果がありましたので、ご参考までにお伝えします。
根比べ(1回目)
お散歩に出た直後のカンガルー状態から少し落ち着いて、4本足になったタイミングを見計らって、ダンがリードを引っ張り出したら私が急に立ち止まります。
おや?とばかりに振り返り、つぶらな目でじ~っと見つめられても、ぜったいに動きません。
ダンと私の根比べです。
引っ張らないで。足、折れてたのよ。また痛くなっちゃうからね~
ご褒美(1回目)
急に動かなくなった私に戸惑うダン。
あれ?今日のこの人、いつもと雰囲気が違う?
ダンが不安そうに近づいてきたところで、すかさずご褒美のおやつを一切れ。
(デカピンにならないように、おやつをあげる頻度には注意が必要です。)
そして、また歩き出したら、
「つけ!」と言いながらおやつをチラつかせます。
引っ張らずに歩いたら、「いい子だ!えらい!」と大好きなほめ言葉を連打。
おやつを見せつつ、褒めつつ。
この駆け引きを使って、最近のお散歩は無事に終了しています♪
この技、なかなか使えます。
座り込んで自己主張【根比べ⇒ご褒美で解決】
好きな道と苦手な道がある
ダンには、好きな道と苦手な道があります。
広くて人気のない公園は走り回れるチャンスがあるから、その公園につながる道は好き。
でも、トンネルを通るルートや、いつも吠えられる柴犬の「ケンちゃん」がいる前の道は苦手です。
トンネルは、聴力の発達したワンコには、音が反響するから怖いのだろうと思います。
柴犬「ケンちゃん」は最近ダンに吠えなくなったのに、小さい頃のトラウマなのか、ケンちゃんの前を通る時は道路の壁にくっつくように、
最大限にケンちゃんとの距離をあけて小走りで通り過ぎます。
急にごねる時。ワンコと会話したくなる瞬間
トンネルやケンちゃんが苦手なのは知っているから、
できるだけお散歩コースから外して歩くようにしています。
でも、なぜか急に思わぬ場所で、狛犬ポーズで座り込んで、ごねる時があります。
そっちには行かないっ!!
って、体をよじってリードの引力に抵抗するのです。
言葉を話せないワンコと、会話してみたい!と思う瞬間です。
そうか~そんなに嫌なのか~(笑)と、言うことを聞いてあげたくなりますが、
急いでいる日だとそういう訳にもいかないのです。
飼い主の都合により、根比べに突入
ワンコと一緒にお散歩する飼い主さんには、それぞれ色んな予定があります。
気持ちがゆったりしている日と、急いでいる日がありますよね。
我が家は普段、夫が朝サンポの当番ですが、
出張などで不在の朝や、娘が学校に行っている夕方は、私がお散歩に連れていきます。
仕事の日、朝と夕方の散歩は特に時間がない!!
私は普段、仕事で朝6時半には家を出るので、特に気持ちが焦っています。
それから、仕事終わりの夕方のお散歩も時間に追われていて、
家に帰ったら夕食の支度、お風呂の準備、明日の用意。
主婦は目が回るほど忙しいのです。
かわいいからって遠回りはできないのよ。ごめんね~
特にミニピンは散歩時間が長めに必要な犬種。
きっと皆さんも、色んな時間の工夫をしていることと思います。
根比べ(2回目)
てなわけで、ダンと私の根比べ、2回目に入ります。
グイグイ(リードを引っ張る)
イヤや!!そっちは行かんぞ!!(抵抗)
グイグイグイ!!(もっと引っ張る)
ズルズル・・・(狛犬ポーズのまま引きずられる)
これで解決かと思われますが、その後のダンのテンションを考えると、イヤイヤのままの散歩は避けたい。
ご褒美(2回目)
ボチボチ歩き始めたら、すかさずご褒美のおやつを見せます。
おぉ!おやつだ!
舌なめずりをして、はしゃぎ出したら食べさせて、
「いい子だ!えらい!」をまたまた連発。
ごねたことはすっかり忘れて機嫌よく歩き始めますが、
「ごねるとおやつがもらえる」と思われては困るので、あまり多用はできません。
たまには狛犬ポーズのまま、怖い顔をした私に引きずられてしまうこともあるのです。
まとめ
ワンちゃんとのお散歩は、飼い主とワンちゃんにとって大切な時間です。
ワンちゃんがリードを引っ張るのは、きっとお散歩が嬉しくてワクワク感が溢れているから。
お互いにとって安全で楽しいお散歩にするためにも、適度にコントロールする方が良さそうです。
ワンちゃんの意思表示だって、いつも飼い主のいう事を聞かせる必要はなくて、
時にはワンちゃんの行きたい道を歩かせてもいいと思います。
心と時間の余裕を図りつつ、楽しい散歩時間にしましょう♪
今日、だんだんよくなったこと
根比べとご褒美の、ちょうどいい駆け引きで、お散歩が少し快適になったこと
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、また。
あかり
高品質で丈夫なのはもちろんオシャレ【Haqihanaハキハナ】
コメント