犬と一緒に寝たい!
でも…それってどうなの?
しつけにもよくないって聞いたけど、本当かな??
みなさんは愛犬と一緒に寝ていますか?
しつけに良くないのでは…そう思ってためらっていませんか?
犬が布団で一緒に寝たがって、どうすればいいか困る時もあると思います。
今回は犬と一緒に寝ている我が家の実例をもとに、リスクや気を付けていることなどをお伝えします。
ミニピン8才の男の子 ダンと暮らす
小型犬歴は18年
これまで飼っていた歴代ワンコとは、ず~っと添い寝
ワンコの寝床に選ばれたい…気持ちは大奥!?
犬と一緒に寝るのが嬉しい50代
犬と一緒に寝ても大丈夫です
結論から言います。
犬と一緒に寝ても大丈夫です。
「しつけに良くない」とされる意見を否定はしませんが、
半分納得!
でも大切なのはしつけだけじゃないよね♪
くらいに考えています。
犬はもともと群れて活動する習性の動物なので、飼い主と一緒に寝たがるのは自然なことなのです。
犬は群れで生活する生き物
もともと犬は、野生でいる頃から群れで生活をする動物です。そのため、誰かと一緒にいたり何かに触れていることで、安心感や落ち着きを得るという習性があります。
ALPHAICON HPより引用
犬にとって家族である人間と一緒に寝ることは、安心して熟睡ができる環境なのです。
犬は群れで活動し、犬同士で守り合って暮らしてきました。
他の犬と一緒に寝ることで「守られている」という安心感を得られていた生き物なのです。
そういう性質だからこそ、人間とも共存できたのではないかと思っています。
犬が飼い主と一緒に寝たい理由
次に、犬が飼い主と一緒に寝たい!と思う理由を考えてみましょう。
安心感を得るため
先にお伝えしたとおり、犬の「群れる」という性質上、誰かのそばで体の一部が触れ合う距離感は犬に安心感を与えます。
特に体調がよくなかったり、雨や雷などの時、犬は不安になって飼い主のそばに居たがりますよね。
寝る時もその延長で、常に安心できる場所に居たいのです。
同様に飼い主も、犬と一緒に寝ることでリラックスできます。
ただし無理はせず、一人で寝たい時にはワンコを犬用のベッドに誘導してあげましょう。
犬にもゆっくり寝たい日はあって、そんな日はいくら呼んでも一緒に寝ません。
そんな時は、今日は安心してるのね~と思って見守りましょう♪
甘えたい
甘えん坊な子は飼い主と一緒に一緒に寝たがります。
特にお留守番が長かった日は、布団の中でここぞとばかりに甘えて、よしよしやナデナデをせがみます。
我が家で飼っているミニピンは、犬種的にも甘えん坊気質です。
ずっと寝て過ごしたお留守番の日の夜は、夜中に私の顔に背中や頭をおしつけて、
あそぼ!
と誘ってきます。
えぇ…嬉しいけど…眠い…ムリ…
私が知らん顔していると、諦めて足元に移動して…
フンっ!
と大きな鼻息をひとつ。
そしてようやく眠ります。
心地いいベッドで寝たい
普段は犬用ベッドが大のお気に入りのうちのワンコ。
お留守番で一人の時は、犬用ベッドで寝ているっぽいです。
仕事が休みの日、昼間に一緒に過ごすときにも、普段は犬用のベッドにいることが多いです。
でも、夜になると、やっぱり人間用のベッドで寝たがります。
一緒に寝れて暖かくてフカフカで、飼い主のにおいで安心するのだと思います。
犬は一緒に寝る人を選びます【寝たい人ランキング最下位はボス】
寝たい人ランキング…ちょっとおかしな言い方になりましたが、
犬は、明らかに誰と寝るかを選んでいます。
犬の気持ちで考えてみると、ポイントはこの3つのようです。
- ベッドの広さが十分にあるか
- いびきや寝言で起こされないか
- 寝る時にリラックスできるか
我が家の場合、夜の添い寝で選ばれるのはほとんど私です。
ちなみに我が家のミニピン、一緒に寝たい人ランキングはこんな感じです。
消去法で私が選ばれている感がありますが…
こんな理由で私が夜の添い寝を勝ち取っているのです。
このランキングは夜限定です。
昼間はまるでストーカーのように、ボスであるオットを付け回しています。
昼と夜のギャップも、ミニピンの魅力の一つです。
夜はリラックスして寝たいのさ!
犬と一緒に寝るとしつけに良くない?
犬を飼っている人が、きっと一度は聞いたことがある言葉。
それが、
犬と一緒に寝るのはしつけに良くない!
ということではないでしょうか。
しつけに良くないと言われる理由を調べてみると、
「犬が人間と同等の立場だと勘違いしてしまい、関係性が崩れてしまう」
という意見が一般的です。
でも実際は、犬との関係性は「一緒に寝る」ということでは崩れません。
むしろ、安心して過ごすことで、信頼を深めることができます。
もしも犬との関係性が崩れたと感じた時には、日ごろのルールを見直しましょう。
犬の群れでは、群れの秩序と安全を保つために、ボス犬(「アルファ」とも呼びます)が決めた「ルール」が存在します。その為、家庭犬でも人間がルールや境界線を設けてあげないと、犬は自分で群れの中のルールや境界線を作り始め、次第に「この群れは自分が統率しないと!」と考えるようなり、立場も人間よりも上だと思い込んでしまいます。
ヘーベルメゾン +わん+にゃんより引用
このように、人間がルール作りをすることが犬にとって大切なのです。
不衛生では?
犬の毛や汚れが布団につくのは確かに不衛生です。
普段のお手入れやブラッシング、ワクチン接種やノミダニのお薬は、定期的に行う必要があります。
シーツの洗濯や晴れた日の布団干し、布団乾燥機もこまめにかけましょう。
我が家はさらに、人間のベッドにもダニ用のシートを置いて、2ヶ月に一回必ず交換しています。
病気は大丈夫?
犬が病気している時、本当にきつい時には、不思議と人間のベッドには入ってきません。
治癒力に集中するために犬用のベッドでジッとしています。
飼い主が体調不良の時にも、敏感な子は雰囲気を察知して、あまり近寄ってこないものです。
もちろん、ワクチンなどで最低限の予防をしておく必要はあります。
でも、生き物と共に暮らしていればリスクはつきもの。
あまり心配すると引き寄せてしまいます。
予防と対策をしっかり考えて、あとは起きた時に丁寧に対処すれば大丈夫です。
犬と一緒に寝る時 3つのリスクと対策
寝返りリスク
飼い主が寝返りをうった時につぶしてしまうのは危険です。
特に子犬のうちは、一緒に寝ない方がいいでしょう。
寂しがってクンクン泣いたら、見える場所にゲージを置くなど、何らかの対応でなだめましょう。
それから、小さな子供と一緒に寝せないことは大事です。
急に予期せぬ動きをして、犬を踏んづけてしまうと大変。
私は長女の出産後、当時飼っていたロンチー(ロングコートチワワ)を、しばらく実家に預けました。
落下リスク
高いベッドに寝ていると、犬が寝ぼけたり、動いた弾みで落ちてしまうことがあります。
できるだけ犬を壁際に寝せるなど、やれることは対応しましょう。
狭い時や位置が不安定な時には注意が必要です。
老犬と寝る時に、あえてベッドから布団に切り替えた知人もいます。
眠りが浅くなるリスク
犬と一緒に寝ると熟睡できないのでは?
と聞かれることがあります。
誰かと一緒に寝ていると、無意識に相手を気にして熟睡できない。
そんな方には、確かに向かないかもしれません。
でも私は逆に、そばにいないと気になって目が覚めます。
犬といる安心感の方が勝つ場合もあるのですね。
飼い主と犬、お互いの性格や相性はそれぞれ違います。
ムリせず快適に、犬との暮らしを楽しんでほしいと思います。
まとめ
犬と一緒に寝たいけど、しつけに良くないのかな。
そんな風に考えていませんか?
結論は、一緒に寝ても大丈夫。
犬の習性を理解して、いくつかのポイントを押さえれば、犬と寝ることは決して悪い事ではありません。
むしろ、安心感を育て、飼い主への信頼につながります。
一緒に寝るために気を付けるポイントを押さえて、快適なワンちゃんとの睡眠時間を作りましょう。
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