【藤井風さん】歌詞&リズム&人間性が魅力!広い世代に刺さる理由

藤井風さん
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あかり

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藤井風さんに出会ってしまいました。

これほど才能と魅力にあふれた天才ミュージシャンがいることを、今まで知ろうとしなかった自分が歯がゆいです。

もしもまだ彼を知らない方がいるとしたら、どうか少しだけ、彼の魅力を伝えさせてください。

この記事を読んでほしい方
  • 音楽でワクワクすることはない…
  • 音楽で生きる希望を見出すことなどない…
  • 音楽で涙が出るほど感動することなんて、もうない…

上の3つがたとえ全て当てはまっても、それはそれで別に構わない…と思っている方

何を隠そう、これはつい最近までの私です。

絶望していたわけではなく、音楽以外にもワクワクや感動は別にあるからいいや…という心境でした。

ところが!

一人のミュージシャンとの出会いによって、この気持ちは簡単に覆ったのです。

「存在自体が音を紡ぐ美しい楽器」のような風さんを、まずは知ってほしいと思います。

もしもこの記事がきっかけになって、誰か一人でも音楽に感動し、心が震えるような瞬間を味わう方がいてくれたら本当に嬉しいです。

大げさと思われるかもしれません。それでも伝えずにはいられませんでした。

私と同じ気持ちでいる方や、まだ彼を知らないという方に向けて(そして勝手ながら、自分の感動を忘れないためにも)風さんの魅力を綴ります。

この記事の筆者

マイケルジャクソンがこの世からいなくなって以来、音楽に関心がなくなっていた50代
それが今では風さん一色
風さんとの出会いに感謝。同じ時代を生きれることに感謝!

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【出会いのきっかけ】藤井風さんとレインコート

備忘録を兼ねていますので、まずは簡単に、風さんとの出会いから書いておきます。

「フジイカゼ」というワードを私に初めて印象付けたのは、職場の同僚Aさんでした。

どうやら彼女は近々、福岡から大阪まで、一人で野外ライブに行くらしい…

あかり
あかり

誰のライブに行くと?

(たぶん聞いても知らんけど)

何気なくそう聞いたのが始まりです。

Aさん
Aさん

フジイカゼさん!

あかり
あかり

はい、知らない~

Aさん
Aさん

(笑)野外ライブって初めて行くんやけど、

何持っていけばいいかな!?

あかり
あかり

うーん、、レインコートとかかな…

雨降っても傘させないし。

Aさん
Aさん

レインコート

持ってないわ~

そういうわけで、野外活動にはあまりご縁がないというAさんに、私の真っ赤なレインコートを貸すことにしました。

(今思うと、絶対に貸さなきゃいけない!という直感があったような気もします。)

そして翌日。

家から持ってきたレインコートをAさんに手渡しながら…

あかり
あかり

初めて行く野外ライブが大阪ってすごくない?!

どれだけ好きなの?!!

と、その時Aさんに聞いた自分を褒めたい。

なぜなら、この質問で私の人生が変わったのですから。

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藤井風さんのすごさを認識し始める

Aさんは、フジイカゼさんががどれだけ素晴らしいミュージシャンなのかを、仕事がヒマな時間を見つけては熱心に語ってくれました。

彼女が教えてくれた「フジイカゼさん」とは…

  • 歌とピアノがものすごく上手い
  • ダンスがかわいい
  • 英語が堪能
  • 面白い
  • 心がきれい
  • 人柄が素晴らしい
  • ファン層が広い
  • 天才!
  • 天使!
  • 紅白に出てから人気が出すぎて、ライブのチケットが全然取れなくなった

そんな人らしい。

何かに夢中な人の話を聞くのが大好きな私は、その話を「へぇ!」とか「ほぉ~」とか言いながら聞いていました。(注:仕事中)

そして最後に、

Aさん
Aさん

マイケルジャクソンの曲もカバーしているよ!

そう言ったのです。

おっと~!

マイケルジャクソンの曲もカバー!?

このフレーズに、私のアンテナは即反応。

なぜならマイケルは、まだ私がお姉さんだった頃から大好きなミュージシャンです。

福岡ドームのライブでは、空港に並んで到着を出迎え、ライブに2日間行き、宿泊先のホテル前に深夜まで友人と張り付いた…そんな若くて熱い青春の記憶が蘇ります。

(結局マイケルは全然別のホテルに泊まっていた…というオチ付き)

へぇ~マイケルをカバーしてるのか。

機会があれば見てよう…と思いつつ、その日の仕事を終えて家に帰りました。

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フジワラカゼさん?

あぁ~今日の仕事(雑談?)は楽しかったな~なんて思い出しつつ、鼻歌まじりに夕食を準備しながら、高3の娘に

あかり
あかり

ねえ、フジワラカゼさんって知ってる?

と聞くと…

むすめ
むすめ

そんな人おらんし!

ふ・じ・・か・ぜ!!

と冷たい反応。

それどころか「知ってるもなんも!!」と、怖い顔をしています。

むすめ
むすめ

紅白の時、『藤井風さんってすごい人が出るから一緒に見よう!』って言ったのに、興味なさげにへぇ~って言いながら寝とったやろ!

だそうです。

えぇ…つ、つかれてたしなぁ…とかゴニョゴニョ言い訳する私。

しかも、そんな記憶は全くありません。

その時に戻れるなら、寝ている私のお尻をけっ飛ばして、正座して紅白を見せたいです。

私にとって「フジイカゼ」というワードは、言い間違えるレベルで初耳でした。

娘よごめんなさい。

母は自分のグウタラを悔いています。

docomoのCMで見たイケメンがその人【藤井風さん】

docomo future project|「KAZE THEATER long ver」篇

それから数日が過ぎたある日の夕方、つけっぱなしのテレビに横顔のキレイなお兄さんが映っていました。

字幕には、藤井風/grace と書いてあり、透明感のある歌声と共に「ワシが…」と方言交じりの優しい語り口調が聞こえてきます。

あれ?この名前、どこかで…

あかり
あかり

あ~!

Aさんがライブに行く「フジイカゼ」ってこの人だ!

と気がついて、すぐにAさんにLINE。

「docomoのCM出てますね!」と送ったら、

即座に「YouTubeで検索したら、長編も見れます!」ときた。

その時に見たのが上の動画です。

とはいいつつ、この動画を見た第一印象は…

あかり
あかり

は?天才の余裕?
いろいろ言っても、どうせきれいごとやろ(苦笑)

でした。

今となっては全身全霊で恥ずかしい反応。

でも安心してください。

自分がどれだけ汚れていたのか、後になって徐々に思い知ります。

あぁ。

そしてここから、沼と焦り、そして自己嫌悪の日々が始まりました。

藤井風さんの歩み

【報ステ特集】藤井風さんコロナ禍で共感…死生観(2020年9月22日)

それから取り憑かれたようにYouTubeを見まくり、その天才っぷりに恐れおののき、感動に溺れる日々。(40年ぶりに再発した中2病!)

そして少しずつ、藤井風さんの歩みを知ることになります。

(コアなファンの方には当たり前の情報です。どうぞ読み飛ばしてください<(_ _)>)

音楽が大好きだった彼は、当時12歳だった2010年1月1日に、お父上からのアドバイスでYouTubeへの動画投稿を始めています。

【コブクロ】kobukuro-STAY ピアノ

最初は「ピアノを雑に弾いている」などの厳しいコメントもあったそうですが、めげることなく投稿を続けてくれたのです(感謝!)。

その後高校への進学と卒業を経て2019年に上京し、デビュー。

その間にもYouTubeのチャンネル登録者数は増え続けます。

2020年5月20日に1st.アルバム「HELP EVER HURT NEVER」を発売。

翌年2021年には紅白に出場。世の中の多くの人が彼を知る大きなきっかけになったそうです。(私は知らなかったのですが…)

2022年3月23日に2nd.アルバム「LOVE ALL SERVE ALL」を発表。

YouTubeのチャンネル登録者数は200万人を超え(2022年10月)、その勢いは増す一方。

動画はショートから1時間近い長編まで大量に存在しています。

藤井風さんに出会えた喜びと、なぜかネガティブな感情

私はその膨大さに気付いた時、出会えた喜びを感じる一方で、ネガティブな感情も味わっていました。

喜びの感情はざっくり言うと、

天才と同じ時代を生きれている!

というもの。

一方ネガティブな方は、さながら

「期末試験の2日前に、やり残した膨大な量の参考書を呆然と見つめる感覚」に似た焦りと、

「なんで今まで風さんのことを知ろうとしなかったんだ!」という、グウタラな自分への自己嫌悪でした。

一体何から手を付けたらいいのかわからなくなり、しばし混乱。

手あたり次第に動画を見まくり、彼について書かれた情報を漁ります。

さて、私が陥ったこの感覚を同僚のAさんに話したところ、

  • 彼女も全く同じ道をたどった
  • 出会った時がご縁

そう励ましてもらい、少し落ち着きを取り戻しました。

今は1st.アルバムから順番に歌詞を味わって聞きながら、YouTubeの動画を丁寧に見ることに。

今日も目が覚めてから寝るまで一日中、私の頭の中には「歌う風さん」がいます。

親世代のファンはイタい?【風さんは特別。全世代・全世界で守るべき存在】

さて、親世代(50代以降…)の風さんファンはちょっとイタい…と思われる若い方もいるかもしれません。

自分で言うのもなんですが、その気持ちはわかります。

私が若いころ、若いミュージシャンに夢中ではしゃいでいる親を見たら、やっぱり多少の違和感はあったと思います。

ただ、これだけは分かってほしいのです。

(きっとわかってくれていると思いますが、あえて言わせてください。)

風さんは特別です。

これほどの天才を、特定のゾーン(年齢、国、性別など)だけで支えるのは無理があります。

彼が私たちに対してそうしてくれているように、彼は、全世代、全ての国、全ての人々に守られるべき存在と言えます。

藤井風さんが50代以上の人にも愛される理由

藤井 風(Fujii Kaze) – "HELP EVER HURT NEVER" Listening Party (LiveStream)

風さんの曲を聞き、その自由な姿を見たとき、私は本当に衝撃を受けました。

若干25歳の青年が一体どんな経験を積んだら、こんなに哲学的で深みのある歌詞が紡げるのでしょう。

これほど美しいメロディにのせて、透明な声で思いを届けられる人間がこの世に存在することを、私は知らずに生きてきました。

彼の歌唱力、人間性、ルックス、考え方が素晴らしく魅力的だということは、同世代の人たちならばきっとすぐにわかるはず。

でも伝えたい。もっと多くの同世代の人に彼の魅力を知ってほしい。

おこがましくもそう思いました。

そういうわけで、ここからはあえて、彼が50代以上の人にも愛される理由を、歌詞やインタビューを引用して整理していきます。

人生で得た経験を再確認させられる

Cho Si Noccha Te

もう二度と犯さない 恥ずかしいカン違い
自分で一人 生きてきたって 果たしたって
当たり前なんてない 自分のモンなんてない
その一瞬の隙を 運命は見逃してくれない 

藤井風 調子のっちゃって より引用

これは「調子のっちゃって」(HELP EVER HURT NEVER)の歌詞の一部。

「聞けば聞くほど味が出てくるスルメ曲」だそうです。

(”HELP EVER HURT NEVER” Listening Party (LiveStream) 風さん談:29:30)

アダルトでオリエンタルなバラードで、メロディがいいわぁ~なんて酔いしれつつ聞いていると、実は歌詞がすごい

人生で陥る「カン違い」と、その後に訪れるやるせない後悔には、もう心当たりしかありません。

「日本語という言語で、これほど的確に気持ちを表現できるの!?」とうなり、頭を垂れて繰り返し聞きました。

彼はこの曲を「自分への戒めのような曲」だといいます。

年齢という経験値を積んで、酸いも甘いもごった煮の、ほろ苦い記憶と共に生きる聞き手にとって、この曲はまるで「人生で学んだことの総復習」のように心に響くのではないでしょうか。

あかり
あかり

こんな天才でも「自分への戒め」は必要なの??

これから先は、今までよりうんと素直に自分を戒められる気がします。

「足るを知る」のメッセージをR&Bのビートで表現 テクニックに心酔

Tokuninai

特にない 望みなどない わたし期待せずに歩く
特にない 願いなどない わたし身を任してる
見返り 求めるから いつも傷ついて終わる
ご褒美 欲しがるから いつも腹が減ってる

藤井風 特にない より引用

これは「特にない」(HELP EVER HURT NEVER)の歌詞。

この曲のテーマは「足るを知る」(セルフライナーノーツより)。

自分が持っているものを知り、運命に逆わず、身を任せて感謝して生きればいいというメッセージを、

R&Bのリズムにのせて、温かく優しく歌い上げます。

何というテクニック…

このリズムは、親世代の耳に懐かしく馴染みます。

そして、「自分たちの心境を代弁してくれている」と感じ、安心感を覚えるのです。

今が一番幸せかもしれない。本当に大切なものが残ったシンプルな毎日

アーティストへのリスペクトを感じ、それぞれの時代が蘇るから

風さんにはまると、歌声やリズム、ダンスなど、様々な表現を目にすることになります。

そしてそれらのなかに、親世代がそれぞれの時代で聞いてきたアーティストの存在を感じる時があります。

作詞作曲とも藤井風さんのオリジナルなのに、聞き手の頭の中に、他のアーティストがふと顔を出すような感覚…

しかも、彼の表現は決して「ものまね」的なものではなく、リスペクトと愛情と才能に裏打ちされています。

そんなとき、私は反射的に感動して鳥肌が立ってしまいます。

マイケル・ジャクソン、ジャネット・ジャクソン、アニタ・ベイカー、ビリー・ジョエル…
田島貴男、大瀧詠一、稲垣潤一…
(敬称略)

風さんの曲を通して浮かんでくる、この方々の顔や歌声…

50代以降の世代の方には、同じような心当たりがあるのではないでしょうか。

(音楽に詳しい方なら、もっと沢山のミュージシャンが見えるのかもしれません。)

彼の音に触れて私たちは、その時代の懐かしい感覚を思い出し、匂いを嗅ぎ、当時の風をふと感じるのです。

それが、風さんの音楽魅力の一つだと確信しています。

その才能に驚愕しつつ、聞き手は「あともう一曲だけ…」がキリなく続いていくことになる…中毒…

家事が手につかなくなるので、家事の時に風さんのYouTubeは見てはいけません。

【ユーモア】全力でふざける天才

たばこは吸わないが吸うふりはよくする#藤井風 に一言入れてみた。#FujiiKaze #野菜生活

この動画…

ベジタリアンの彼がタバコ?!と思いきや( ´∀` )

これほどの天才で、これほどふざける成人男性を見たことがありません。

思わず、かわいい…とか言ってしまいます。

親世代にとって、風さんは天才ミュージシャンというだけでなく、まるで…

  • 息子
  • 近所のいたずらっ子
  • やんちゃな甥っ子

のよう…だからつい、彼のことをうんと身近に感じてしまうのですね。

(彼を育てられたご両親にも、感謝と尊敬を覚えずにはいられません。)

【藤井風さん】出会いについてのまとめ 動機は愛がいい

Fujii Kaze – Kirari (Official Video)

ここまで私のつたない文章を読んでくれてありがとうございます。

藤井風さんとの出会いと衝撃は、書き始めると止まりません。

最初に彼を教えてくれた同僚のAさんには、心から感謝しています。

彼女に渡していた赤いレインコートは、晴天の野外ライブで使われることなく、私の手元に戻って来ました。

風さんがいた会場まで行ったレインコートです。これからも大切にしようと思います。

ライブ帰りのAさんに、当日の話を聞いたら「何にも覚えていない」そうです。

あまりの興奮に、全て吹っ飛んだらしい。(きっと私もそうなります…)

さて、藤井風さんは常々、

みんな一人でみんな一つ

だとメッセージを伝えてくれます。

彼が信じている真理なのでしょう。

私は、これほど押し付けがましくない、温かく、愛に裏打ちされた「心理」の発信者をこれまで見たことがありません。

いつまでも、彼がこの先世界に羽ばたいても、きっとこれからも彼は彼にとっての最高の形で、愛を伝え続けてくれると信じています。

にわかファンの私が藤井風さんのことを語っていいのか、書く資格があるのかとしばらく考えました。

でもやっぱり書こうと思います。

なぜなら私は、忘れそうになる「これからどう生きていけばいいのか」の答えを、藤井風さんを通して再確認できたから。

動機は愛がいい

彼はそう歌います。

何かに迷ったら、愛のある方を選ぶ。

それが彼のメッセージです。

おこがましいかもしれないけれど、もしもまだ彼を知らない同世代の方が一人でも多く彼を知って、ささやかでも日々の暮らしを愛あるものに感じられたらいいな…と思います。

そして私の記事を読んでくれた方が、もし一人でも彼の動画を見てくれて、再生数が上がってくれたら嬉しいです。

私にできることは本当にささやかですが、1st.アルバムのタイトル「HELP EVER HURT NEVER」(常に助け、決して傷つけない)を意識しながらこの記事を書いています。

同じ時代を生きている風さんのライブに、私は必ず行くと決めました。

これを読んでくれている誰かとも、いつかライブで同じ風を感じられたら最高です。

そしてこれからは、藤井風さんのメッセージを深く理解し、自分に落とし込んで、愛を持って自由に生きていきたいです。

その発信をこのブログで続けていこうと思っています。

どうぞ、これからもよろしくお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

あかり

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