あるとうれしい紅しょうが。
納豆や卵焼きに混ぜたり、お好み焼きや焼きそばの時にもおすすめです。
丼物に添えると食感が加わって楽しいし、さっぱりしていて箸休めや口直しにもなりますよね。
かわいいピンク色でお弁当などの彩りにもなって、冷蔵庫に入っていると重宝する、食卓の脇役的な存在。
実はこの紅しょうが、とても優秀な食べ物なのです。
この紅しょうがを家にあるもので手作りしてみませんか♪
一度手作りしたら、もう買わなくていい!と思うほどおいしくできます。
今回は、次の二つの方法をご紹介します。
- 赤梅酢 あり
- 赤梅酢 なし
どちらも簡単、すぐにできます。
できるだけ安心でお財布にも優しい…
そんな日々のごはんに関心がある方は、最後までお付き合いください。
この記事が誰かのお役に立てば嬉しいです。
毎日使う調味料はできるだけシンプルなものがいい
簡単に手に入るものは簡単に忘れる が信条
本当に大切なものには手間をかけたいが、ごはんは作るよりも食べる方が好きな50代主婦
紅しょうがの栄養&効用【ダイエットに最適】
紅しょうがは脇役のイメージが強いですが、実はとても優秀です。
まずは栄養と効用から説明します。
紅しょうがを食べると、しょうがに含まれている沢山の栄養分(ショウガオール、ジンゲロン、ジンゲロール、シオネール)と赤梅酢の酢酸を一緒に摂ることができます。
このことから
ダイエットに最適な食べ物
と言えるのです。なぜなら…
- しょうがの「体を温める」作用
- 赤梅酢の「脂肪の燃焼を活発にする」作用
この二つが作用するから。
しょうがで体が温まり、エネルギー消費が高まったところにタイミングよく赤梅酢が作用して、酢酸が脂肪を効率よく燃やしてくれるのです。
しょうがと赤梅酢の素晴らしい連携プレーです!
さらに、ダイエットには関心がない方にも朗報です。
紅しょうがは体を内側からメンテナンスしてくれることが分かっています。
しょうがには、中性脂肪や悪玉コレステロールを減らして動脈硬化を防ぐ働きがあり、
赤梅酢の酢酸には血圧の上昇を防ぐ効果があるので、
適量を毎日食べることで生活習慣病の予防も期待できるのです。
もちろん食べすぎには注意ですが、もっと注目されてもいい食べ物ですね。
紅しょうがを手作りしたい理由は二つ【安全性と節約】
市販の紅しょうがは、ドラッグストアやスーパーで手に入ります。
買った方が簡単なのに、わざわざ手作りをおすすめするのには二つの理由があります。
- 安心&安全のため【食品添加物をできるだけとらない】
- 節約になる【食費節約で家計をスマートに】
順番に解説します。
安心&安全のため【食品添加物をできるだけとらない】
市販の紅しょうがは袋から出すだけで簡単に食べられるし、見た目も揃っていてキレイです。
でも、市販品の袋をクルンとひっくり返してパッケージの裏をよく見ると、原材料のところに添加物の表示があることが多いです。
特に気をつけたいのはこの表示。
赤色2号、3号、102号、104号
これらは発ガン性や健康障害を及ぼすレベルの危険な食品添加物。
紅しょうがを「紅色」にするために使われています。
不自然な赤や紫色の紅しょうがには注意が必要なのです。
「野菜由来の色素が使われている」などの表示があっても、不自然で食べる必要のないものを体に入れていることに変わりありません。
今の時代、普段の暮らしでは多かれ少なかれ不自然なものを口にしています。
だからせめて毎日の食事には気を付けて、少しでも元気に暮らしたい…そう思います。
家で毎日食べるものは、できるだけシンプルに♪
その点、自分で作れば家にある材料を使えて安心。
それに、手間をかけて作った紅しょうがは、買ってきたものよりうんとおいしいです。
紅しょうが作りに必要なのは、
- 生のしょうが
- 塩
- 赤梅酢(なければ梅とお酢)
これだけ。
これらを使ってほんの数時間で紅しょうがの完成です。
できるだけ自然に作られた材料を使う方が、よりおいしく出来上がります♪
節約になる【食費節約で家計をスマートに】
物はどんどん高くなるのに給料は上がらない…なんてつぶやきが聞こえてくる今日この頃。
世知辛い世の中です。
少しでも無駄を省いて節約したいのは、多くの主婦の願いではないでしょうか。
特に食費は家計にとって大きな割合を占めます。
「食費を制する者は家計を制する」と言っても過言ではありません。
そのためには、何といってもごはんを自宅で手作りするのが一番効果的!
紅しょうがを手作りレシピのレパートリーに加えてみましょう。
生のしょうがを買ってきて、最後まで使うのが難しい時には、
紅しょうがを作り置き♪
買った食材を使いきることは、ささやかな節約の第一歩。
小さな積み重ねで大きな効果を生むのが節約の基本なのです。
さて、
作ろうと思うけれど、
赤梅酢が家にありません…
そんな方も大丈夫です。
梅干しとお酢を使った、「赤梅酢がない場合の作り方」もしっかりとお伝えします。
それではいよいよ、紅しょうがの作り方です。
自宅用なので見栄えや手間はできるだけ省いています。
お見苦しい点はご容赦くださいませ<(_ _)>
まずは赤梅酢なしのレシピから。
紅しょうがの作り方【赤梅酢なし】
【赤梅酢なし】紅しょうがの作り方
調理時間:30分(つける時間は除く)
材料
・生しょうが ひとかけ
・塩 少し
・梅干しの種 2-3粒
・酢 適量
・煮沸した清潔な瓶
作り方
1.生しょうがを薄くスライス(皮は剝かなくてOK)
2.塩を軽く振ってなじませる
3.水の重石で1時間ほど置く
4.3のしょうがを千切りにする(絞らなくてもOK)
5.梅干しの種を用意。
6.4と5を合わせ、全体にピンク色になるまで混ぜる
7.5を瓶に入れ、ひたひたまでお酢を入れる
冷蔵庫で1時間ほど置いていただきます。
おすすめの材料
紅しょうがの作り方【赤梅酢あり】
次に、赤梅酢がある時の作り方です。
【赤梅酢あり】紅しょうがの作り方
調理時間:30分(つける時間は除く)
材料
・生しょうが :ひとかけ
・塩 :少し
・赤梅酢 :適量
・煮沸した清潔な瓶
作り方
1.生しょうがを薄くスライス(皮は剝かなくてOK)
2.塩を軽く振ってなじませる
3.水の重石で1時間ほど置く
4.3を千切りにする
(ここまでは赤梅酢がない時と同じです)
5.4を瓶に入れ、ひたひたまで赤梅酢を注ぐ
冷蔵庫で1時間ほど休ませたら、
できたて紅しょうがの完成です!
赤梅酢あり、なし、どっちがおいしい?【バランスの良さで赤梅酢ありがリード】
赤梅酢なし、あり。
それぞれの方法で作った紅しょうがを、どちらがおいしいか食べ比べてみました。
家族の意見をまとめると、
- 赤梅酢の方がバランスがとれていて食べやすい。
- 梅干し種の方が酸味が強い。
- 他の食べ物と一緒に食べると違いがわからない。
味のバランス的には赤梅酢が若干リードしていますが、両方ともじゅうぶんおいしいです。
結論。
両方ともおいしいことがわかりました♪
さらに、できたてと日にちが経ったものでは味が沁みて風味が変化します。
これも手作りの楽しみの一つです。
まとめ【もう買わなくていい!家にある材料で作る紅しょうが】
優秀な食卓の脇役、ダイエットにも最適な紅しょうが。
毎日を健康に、できるだけシンプルに暮らしたい方におすすめの食べ物です。
紅しょうがを毎日いただくことで、生活習慣病の予防も期待できますよ。
安心&安全な紅しょうがを自宅で作れば、節約もできていいことだらけ。
今回は、
- 梅酢あり
- 梅酢なし
二つの作り方をお伝えしました。
簡単に手に入るものより、ちょっとした手間と愛情をかけたものを感謝しながらいただきましょう。
足るを知る素朴な暮らしのなかに、実は幸せがあるのかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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