40代で日本の歴史の面白さに気付く
戦国武将のお墓を巡るため、高野山へ一人旅した経験あり
平安末期から鎌倉時代が本当に面白い時代だと知り、目からうろこ!
いつか奥州 平泉を旅したい50代
2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が絶賛放映中です。

初回からテンポよく話が進み、すぐにその世界観に引き込まれました。
三谷幸喜さんが脚本を手掛けていて、エンターテインメント作品としても十分楽しめます。
源義経の人生には謎がたくさん
この作品の沢山の登場人物の中で、誰もが一度は聞いたことのある「源義経」
本作品では菅田将暉さんが義経役を演じます。

鎌倉殿の13人で義経がどう描かれて、菅田さんがこの役をどんなふうに演じるか、今からとても楽しみです。
今回の大河ドラマが始まってから、平安時代末期から鎌倉時代にかけて改めて調べていると、義経が一体どんな人物だったのかすごく気になりはじめました。

義経の人生には、謎が沢山あったのです!
そこで、義経のことが書かれた本を読んでみることに。
その本の名前は、ずばり。
義経(上・下)
著者である司馬遼太郎さんが歴史小説を書くと、社会の勉強で名前だけ聞いたことのある歴史上の人物に、命が吹き込まれるから本当に不思議です。
早速この本について、詳しくご紹介します。
義経(上・下) を読んでわかったこと
義経の母はどんな人?
義経の母の名は常盤。兄である頼朝の母とは別の女性です。
この本では、この母 常盤の衝撃の生き様が描かれます。
幼い頃の経験が人を変える…
司馬遼太郎さんの着眼点はいつも人間の深部に寄り添い、それが読者の共感を誘います。
義経のサイコパス的一面は、母との関係性からできあがったのだと理解できます。
親の愛情がもう少し違う形で表現されていたら、歴史は変わっていたのかもしれません。
歴史の裏に女ありとは、まさしく真実なのでした。
義経はなぜ奥州にいたの?
大人の事情により、鞍馬の山寺に入れられた義経。
僧になるため山奥におかれた義経を奥州に導いたのは、吉次という商人でした。
なぜ商人が彼を奥州に誘ったのかという謎が解け、納得のストーリーが展開。
奥州の覇者 藤原秀衡に保護され、大切に養護を受けるまでの状況がこの本で明らかになります。

義経と頼朝の関係性
鎌倉幕府をひらいた源頼朝。

義経とは兄弟のはずなのに、なぜ兄である頼朝に討たれてしまったのか。
坂東武者の気質を背景に、後白河法皇に利用されていく義経と頼朝の関係性が、心の動きと共に描かれます。

頼朝が鎌倉幕府をひらくまでの人間模様
謎の武将(元は平家側についていた)梶原景時が頼朝の味方になった経緯がわかり、義経と景時との確執が詳細に語られて、ドラマがより面白くなります。

頼朝や義経とは従兄弟にあたる木曽義仲。
平家を追放し、旭将軍という地位を手に入れながらも、なぜ最後には頼朝に討たれなくてはならなかったのか。
その全容が克明に描かれます。

まとめ
この時代は本当におもしろい。おもしろいドラマ、おもしろい物語の要素が全部詰め込まれている時代です。
三谷幸喜さんのコメントより
鎌倉殿の13人とは、頼朝が鎌倉幕府をひらいたのち、頼朝の死後に幕府を支えた13人のこと。
これらの人物像を知るためにも役立つのが、司馬遼太郎さんの「義経」です。
この本に描かれている、平安末期から鎌倉時代にかけての壮大でドラマチックな歴史の流れを知ると、大河ドラマが更に面白くなります。
この時代の面白さに気付かせてくれた、「義経」と大河ドラマに感謝。
大河ドラマと同時進行で、ぜひ司馬遼太郎さんの 義経(上・下)を読んでみてはいかがでしょうか。
\合わせて読みたい本/
角川まんが学習シリーズ4巻と5巻を合わせて読むと、歴史の流れがより深くわかっておすすめです。
受験生の娘のために買っていた漫画が、思わぬところで役に立ちました(*‘∀‘)
セット購入もおすすめ!大人もハマる!


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