新型コロナが世間を騒がせています。
もうずいぶん長い間、コロナ、コロナ、コロナ…
日本のメディアはコロナ一色です。
少し落ち着いてきたと思うとまた大流行。
最近は感染数が急に増えて、
このウィルスが身近に迫っていることをひしひしと感じます。

家族が感染したら、
一緒に住んでいる人はどうすればいいのかな…
そんな不安をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
私もその一人でした。
そんななか、我が家の高校生の娘(18才)が発熱。
病院でPCR検査を受けた結果、娘は新型コロナ陽性とわかりました。
我が家は夫婦と娘、そして小型犬の3人と一匹暮らし。
今は仕事をぜったいに休めない夫と、娘の看病と犬のお世話で倒れられない私です。
きっとどのご家庭もそれぞれ色んな状況で、抱えている不安があるのではないでしょうか。
できるだけ感染を広げず、しっかりと看病したい…そう考えますよね。
今回は私たちが家庭内感染を防ぐためにとった対策を、
体験談をもとにお伝えします。
台所は家庭の薬局!がモットー。
家庭にある身近なもので体を整えるのが趣味化(?)している今日この頃。
にんにく、しょうが、くせのある野菜が好物。
できるだけ自然体で健康に、機嫌よく暮らしたい50代。
新型コロナの対応で本当に大変な思いをしている医療従事者の方々に、
心から感謝と敬意を感じる日々。
【諦めないで】新型コロナの家庭内感染を防ぐ対策(体験談)

娘がコロナになりました。
その日から色々な方法で、家庭内で感染を広げないようにしてきました。
発症から20日が経ちましたが、夫も私もワンコもみんな元気に過ごしています。
娘も順調に回復しました。
コロナの家庭内感染は防げます。
諦めずに対策を取りましょう。
・感染は防げないだろう…
・諦めるしかないのか…
・うつったらどうしよう…
そんな風に考えて心配しすぎるのはよくありません。
今回は、基本的な対策から個人的に実践したことまで丁寧にお伝えします。
この記事が一つでもヒントになれば幸いです。
ちなみに発症当時の娘の症状は…
・頭痛
・腰痛
・のどの痛み
・熱(最高で38.2度)
・嘔吐
でした。
人によって症状はいろいろと聞きます。
娘は2日ほど38度台の熱が続き、
病院からもらった薬(葛根湯エキス顆粒と頭痛薬、吐き気止め)で症状は安定。
4日目にほぼ平熱に戻り、5日目を過ぎると食欲がずいぶん戻りました。
私のやり方が全てのケースに当てはまるものではありません。
それぞれのご家庭の状況で一番いいやり方を見つけるための、一つの参考として読んでいただければと思います。
感染力があるのはいつからいつまで?
新型コロナはいつからいつまで感染力があるのでしょう。
同居する人が自宅待機期間中に気になるのは、
家族の病状の次にこのことかもしれません。

すごく気になる!
論文をまとめた記事によると…
・新型コロナは発症前4日~発症後5日までに感染リスクがあるが、6日以降はなかった。
西馬込あくつ耳鼻咽喉科 「新型コロナの潜伏期間は?うつる期間は?うつるタイミングは?をまとめました」より引用
・接触者の追跡は発症4日前まで確認。潜伏期間を考えると4日前から人に移す可能性あり。
・感染リスクは、医療機関よりも家庭内が多い結果。
この情報をもとに、娘がこの期間に接触した人にはすぐに連絡を入れました。
そうすることで、相手の人やご家族が早めに対策できると思ったからです。
発症者と同居家族の待機期間はどれくらい?【2022年8月】
診断を受けた翌日。
保護者である私の携帯に、管轄の保健所からSNSが届きました。
今は電話ではなくSNSで対応しているそうです。
メールのURLから県のHPに飛ぶと、
そこにはこんなことが書いてありました。
”発症者の自宅療養の解除については、原則として発症日から10日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過した場合に解除されます”
”同居の方の外出制限期間は、家庭内での感染対策を取れた日の翌日から5日間(6日目解除)です。”
看病する人はやることが多くて色々と大変ですが、
まずはこの情報を勤務先や学校などに報告する必要があります。
(今は夏休み中なので、学校には連絡していません)

待機期間は変動します。その都度確認して対応しましょう。
厚生労働省による家庭内感染の注意点【基本的な対策】


同居の家族は何に気をつければいいの?
病院の指示で自宅療養になったら、
同居する家族はどんなことに気をつければいいのでしょうか。
厚生労働省が発表している 家庭内感染の注意点 はこの8つです。
我が家では、この8つの基本対策をできるだけやるようにしました。
それぞれ解説します。
感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける

娘は自分の部屋で一人。
完全に分かれて過ごしました。
会話は携帯を使います。
5日目までは、犬も娘の部屋に行かせませんでした。
感染者の世話をする人は、できるだけ限られた方(一人が望ましい)にする

自宅で過ごすのは私と娘だけにしました。
夫は仕事が忙しくて、娘とはあまり顔を合わせていなかったこともあり、
その時点で夫に発熱や体調不良はなかったので、
職場からホテルに移動してもらうことにしました。
感染した日から5日たち、娘の熱が完全に下がったのを確認してから
家に戻っています。
一方私は、毎日車で娘を送り迎えしていたし、食事も隣で一緒に食べて
普通通りにワイワイ仲良く(?)過ごしていたので、
うつっていてもおかしくない状況でした。
ちょっと不安でしたが、こんな時こそリズムを崩さずに生活することにしました。
できるだけ全員がマスクを使用する

娘には、ティーツリーの精油を1滴たらしたマスクをつけてもらいました。
ティーツリーの抗菌作用や抗ウィルス作用で
喉の痛みがやわらぐし、乾燥も防げます。
もちろん私もティーツリーマスクをつけて看病です。
小まめにうがい・手洗いをする

娘がトイレに起きてくるたび、うがいと手洗いを促します。
私が娘の部屋入る時は100均で買ったビニール手袋をつけて、
部屋から出たらすぐに専用ゴミ袋に捨てました。

日中はできるだけ換気をする。

当時は猛暑が続いていたので、昼の換気はむずかしい時期でした。
早朝のギリギリ涼しい時間を見計らって30分~40分間、家じゅうの窓を全開!
エアコンを止めて空気を入れ替えました。
扇風機やサーキュレーターで風の流れを作ると早く換気できます。
取っ手、ノブなどの共用する部分を消毒する

娘の部屋に除菌シートを一袋置いて、
部屋から出る時にはシートごしに物を触るようにお願いしました。
娘が使ったトイレやお風呂場はすぐに掃除。
取っ手やノブは私が改めて拭き上げます。
我が家では普段、除菌用のグッズをあまり使いません。
だって、健康のために必要な菌だってあるからです。
ばい菌だけ除菌して必要な菌だけを都合よく残す…なんてことはできません。
菌と共存していくのは大切なことだと考えています。
でも今回は状況が違います。

今回は別!
期間限定でしっかり利用します。

汚れたリネン、衣服を洗濯する

娘が使った衣類やタオルは、他のものと別に洗濯しました。
お天気の時にはお日様にしっかりあてて。
そうでない日は乾燥機でカラッと乾かします。
ゴミは密閉して捨てる
娘のお箸は割り箸を用意しました。
直接唾液が触れるし、洗い残しが気になったからです。
使ったゴミは専用のビニールにまとめてもらい、
こまめに回収して捨てるようにしました。

きっと娘は、ちょっと寂しかったと思います…
個人的に気をつけた「うつらない方法」
基本的な対策はしっかりとりながら、個人的に気を付けたことが4つあります。
順番にお伝えします。
- 心配しすぎない
- 不安を誰かに伝える
- 免疫を下げない
- 抗菌作用の高いもので予防
心配しすぎない
病気は「降ってきた災い」じゃありません。
必要な時は誰だって病気になるし、そこから気付くことや学ぶことが必ずあります。
病気になったときは、
ゆっくり休めってことかもしれないな~
と考えればいいし、
疲れてたんだな~今は生活を見直すチャンス!
と思えばいい。
うつったらどうしよう…なんてくよくよしても、いいことはありません。
自分が今できることを淡々とやっていきましょう♪
不安を誰かに話す

そうはいいつつも…
ほんとのところ、私は少し不安になりました。
コロナになってけっこう辛かった知り合いが何人かいるし…
娘は大丈夫かな、自分だったらどうなるんだろう…と思いました。
そんな時は、信頼できる誰かに話してみるのがおすすめです。
自分の言葉で気持ちを聞いてもらうことはとても大切。
不安な思いに自分で気付くことで、
その気持ちがスッ~と軽くなることもあります。
私は友人に「ちょっと怖い…」とラインメッセージを送りました。
自分の気持ちに気付いて整理するのが目的なので、
相手からの返信が多少おそくても、なんなら返事が来なくてもいいやと思って
送信ボタンを押しました。
やっぱり伝えてよかったです。
こわいんだねぇ、って自分でわかってラクになりました。
友人は、「うめぼしを家に持っていくから元気出して~!」と、
あったかい返事をくれて(笑)
気持ちだけありがた~く受け取っておきました。
免疫を下げない

免疫という言葉は、コロナが騒がれるようになってからメディアでよく聞くようになりました。

免疫ってなに??
免疫って目に見えないし、計れるものではないのでちょっと難しいです。
ネットで調べてみました。
免疫とは
健康長寿ネット 免疫とは何か?より引用
病原体・ウイルス・細菌などの異物が体に入り込んだ時にそれを見つけだして、
体から取り除くという仕組みのこと

なるほど…
免疫の仕組みはわかったよ!
それで、この免疫を下げない方法ってあるの?
免疫を下げないために、こんなことに気を付けましょう。
- ストレスをためない
- 睡眠不足にならない
- 食生活を整える
- 運動をする
早寝早起きに気を付けて、ストレスをためず、
普段のリズムを崩さないように過ごせばOK。
看病中も時にはリラックスして、
好きなドラマを見たり音楽を聴いて過ごしましょう!

免疫を下げない方法って、
意外とフツーのことなんですね!
抗菌作用の高いもので予防

安心して看病するために、抗菌作用の高いものを特に選んで使いました。
活躍したのは次の5つ。
どれも副作用とか体の負担がないものばかりです。
- にんにく、しょうが、旬の野菜を料理に使う
- マヌカハニーをなめる
- 梅姜番茶を飲む
- 緑茶を飲む
- ティーツリー
にんにく、しょうが、旬の野菜を料理に使う
スタミナ料理をモリモリ食べる!
新鮮な旬の野菜をバリバリ食べる!!
これに尽きます(*‘∀‘)!
マヌカハニーをなめる
抗菌作用が強い UMF20+ をスプーン一杯。
これを毎日すこしずつ。
同居の家族は生活必需品の買い出しには出かけることができますが…

外から帰ったら、
うがい・手洗い・マヌカハニー!
これを合言葉のようにつぶやいていました!
マヌカハニーの記事はこちらです↓↓
・マヌカハニーはが優秀なのは寝る前だけじゃない!普段使いでも効果バツグン!
梅しょう番茶を飲む


うめしょうばんちゃ?
このお茶はどこで買えるの?

梅しょう番茶は、家にある材料で作る
パワードリンクです♪
梅干し、醤油(どちらも材料がシンプルなもの)、
すりおろした生姜の汁と熱々の番茶で作るお茶です。
娘はこのお茶が好きで、疲れると飲みたがります。
療養期間中は娘と私の分を用意して、毎日飲みました。
番茶とは、緑茶の茶葉と茎を摘み取って天日干しし、
よく乾燥させ長期間熟成後じっくり焙煎をさせたお茶のこと。
カフェインなどの刺激物質が抜け、まろやかな風味になるのが特長です。
体を冷やさないお茶として、小さな子供から年配の方まで安心して飲めます。

普段使いにも最適です。

でも作るのが難しそう…

ぜんぜん難しくありません!
作り方はとても簡単です。
用意するもの
- 梅干し 1個(種から外してほぐす)
- 醤油 小さじ2
- 熱い番茶 200ml
- ショウガ汁 小さじ1/2
※材料は、自分がおいしいと思う量に調整してOK♪

作り方
- 梅の身を湯呑の中でほぐす
- 醬油を入れて梅とまぜる
- ショウガをすりおろす
- ショウガ汁を湯吞みに入れる
- 熱々の番茶をいれる

熱いうちに
フ~フ~しながら飲みましょう♪
体が疲れた時にもおすすめ。
日本の風土にピッタリのパワードリンクです!
緑茶を飲む
おいしい緑茶を飲むことで、感染予防できるかもしれないと聞きました。
これは飲むしかないでしょう♪

カテキンパワー!
ティーツリーを使う

マスクにティーツリー。
お部屋にティーツリー。
枕元にも一滴!
まとめ
家族が新型コロナに感染したとわかったとき、一番気になる事はこの3つではないでしょうか。
・他の家族にうつるかも…
・うつらない対策はあるの?
・うつらなかった人の体験を知りたい!
今回は、そんな不安にお答えしました。
コロナの家庭内感染は防げます。諦めずに対策を取りましょう。
今回は、基本的な対策から個人的に実践したことまで一気に解説しました。
私の経験が誰かのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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